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こんにちは!
リフォームや家の再生にご興味があり、
こちらのページを開いている方も多いかと思います。
家中が直したいところだらけ・・
何から手を付ければよいかわからない・・
こういった意見もよく聞くリフォーム工事。
今回お伝えするのは、最初に知っておきたい、リフォームの種類についてです。
なぜなら、リフォームの種類を知っておくと実際のイメージがつかみやすくなり、
中途半端な工事ややり直しが減り、無駄なコストがかからないようになるからです。
それでは、無駄のないリフォームのための、3種類のリフォームについて解説します!
リフォームの種類は大きく分けて3つ!
大小さまざまな規模のリフォーム工事ですが、
どんなリフォームも目的別に3種類に分けることができます。
2、家の性能を向上して『暮らしを快適にする』リフォーム
3、増改築や間取り変更で『ライフスタイルに合わせる』リフォーム
実際には2と3、1と3という具合に組み合わせて一度に工事することが多いです。
では、それぞれの具体的な内容やポイントについてご説明いたします。
1、『修繕・メンテナンス』のリフォーム
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家の部分的(全体的)な老朽化や劣化が原因でリフォームをする場合です。
住まいを長持ちさせるのと同時に、QOL(生活の質)の向上にもつながります。
雨漏りで天井にしみがある
外壁の塗装が古くなってところどころはがれている
キッチンやトイレが古くなってきてたびたび故障する
こういったケースは家の部品が老朽化していて取り替え時期を過ぎていたり、風雨や紫外線の影響で劣化していたりといった原因が考えられます。
木造の建物を専門で扱ってきた立場からすると、老朽化した場所を直したり取り替えたりする定期的な『修繕・メンテナンス』は木造家屋に絶対に必要なものです。
世界最古の木造建造物といわれる法隆寺も、奈良時代から現在まで、常にメンテナンスしています(^^)
『修繕・メンテナンス』のリフォームのポイント
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ポイントは、
少なくとも5年に一度程度は工務店や設計事務所に点検をしてもらい、家の状態を把握しておくこと!
定期的に点検をしておけば大きく壊れる前に直すことができるので、適切な費用で維持管理をすることができます。
家をメンテナンスしてよい状態に保っておけば、快適性もアップします。
結果としてQOL(生活の質)も改善することができます。
2、家の性能を向上して『暮らしを快適にする』リフォーム
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断熱性や耐震性など、リフォームで家の性能を上げて暮らしを快適にする場合です。
もともとの家が古かったり性能が低い場合は、新しい材料に交換するだけでも性能が大幅にアップします。
家の中に大小の段差があり、移動に支障が出てきた
部屋や押し入れが結露するので対策したい
北側の暗い部屋に天窓で自然光を取り込みたい 光熱費を節約したい
こういったケースで、
家に不満がある、使いづらいのでもっと快適に生活できるようにしたいということが目的となっています。
『暮らしを快適にする』リフォームのポイント
私の経験上、性能向上のリフォームは工事が広い範囲に及ぶことが多くコストのかかる工事になることが多いです。
また、全部の不満を解消しようとすると大抵は予算オーバーになります。
工事期間も長くなります。
ポイントは、
改善したい部分に優先順位をつけること
予算のバランスを見て計画的にすすめること
この2つです。
予算オーバーになる場合には年単位で何度かに分けて工事することもできます。
3、増改築や間取り変更で『ライフスタイルに合わせる』リフォーム
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家族構成が変わった場合や中古住宅を引き継いだ場合です。
定年して時間が出来たので趣味の部屋を増築する、なんて場合もあります。
他にも
子供が独立したので子供部屋を書斎に
フラワーアレンジメントの教室を開くためのリフォーム
念願の趣味のお茶室を増築
など、
ライフスタイル、ライフステージに合わせた自由なリフォームがこちらに該当します。
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『ライフスタイルに合わせる』リフォームのポイント
在来工法の木造住宅は増改築に向いています。
なので、
かなり自由にリフォームすることができます。
ポイントは、
希望の暮らしを実現するために、既存の間取りに捉われずに計画すること!
構造的な部分を理解したうえでリフォームをするのならば
例えば必要のない2階を取り払い平屋にしたり、
玄関の位置を変えて生活動線を一新したり、
といtった大胆なリフォームも十分可能です。
また、『ライフスタイルに合わせる』リフォームの場合は
あわせて性能を向上するリフォームも考えるとさらに暮らしが快適になります。
あなたのリフォームはどのタイプ?
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1、『修繕・メンテナンス』のリフォーム
2、家の性能を向上して『暮らしを快適にする』リフォーム
3、増改築や間取り変更で『ライフスタイルに合わせる』リフォーム
の3種類のリフォームについてお伝えしました。
あなたのリフォームはどの種類に該当するでしょうか?
最初に目的をはっきりさせると、半端な工事や必要以上の増築などが減り、リフォームの失敗がなくなります。
是非最初にご自分の希望がどのリフォームなのか、ご検討してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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