「快適で安全な家」の壁仕上げ材の選び方!シックハウス対策や調湿効果がある壁とは?

自分の暮らす部屋や家族で暮らす家は心から安心できる場所であって欲しいですね。

 

本来ならば家を買ったり、建てたり、借りたり、

どの場合でも最低限安全で快適な暮らしが出来るような家づくりが当たり前になれば良いのですが…

 

日本では「冬寒く」「使いづらい」家で我慢して暮らしていた歴史が長く

『建材の安全性』や『住まいの快適さ』についてはまだまだ発展途上。

残念ながら基本性能が良くない家が多く見られます。

 

しかし!

「住む人の安全や快適性」、それは家を建てた後からでも充分改善が可能です。

 

快適で健康に暮らすためには安全な建材を選ぶのが基本です。

その中でも特に気を付けたいのが壁・床など面積の大きい部分。

化学物質を使っている場合空気中に発散される量も多くなります。

ここでは、おすすめの壁の健康に配慮した仕上げ材を具体的にお伝えします!

 

壁の仕上げの選び方

壁の仕上げというと、壁紙(ビニールクロスなど)や左官仕上げ(漆喰や珪藻土)が一般的です。

部分的にタイルや板を張る場合もあります。

 

一般的な壁仕上げの種類

壁紙・・・ビニールクロス、紙クロス、和紙など

左官材・・漆喰、珪藻土、ジョリパットなど

塗装材・・ペンキ、漆喰刷毛塗りなど

板状・・・メラミン化粧板、ポリ化粧板、板材など

タイル・・タイル、石など

壁材選びのポイント

健康的な壁材選びのポイントは建材の安全性と

  • 化学物質を発散しないこと
  • 湿度を調整する調湿効果があること
  • 化学物質を吸収する効果があること

です。

小さなお子さんのいる家庭や病気がちな人、アレルギーのある人などのいる場合は身体に負担のかからない建材を選ぶことが大切です

 

身体に負担がかからない建材は自然素材が基本となっています。

自然素材は湿度を調整し室内の環境を快適にしてくれる『調湿効果』が高いのも特徴。

 

特に機能をもつ最新の建材でなくても、実は昔ながらに使われてきたものが身体にも良い建材なのです。

 

ここからは壁仕上げ材の中からおススメできるものをご案内します。

 

壁紙

壁紙はビニールクロス、紙(和紙)、織物などが使われます。

一番コストが安く、一般的なのがビニールクロスです。

 

ビニールクロスは塩化ビニールで出来ていて

最大の欠点は湿気を全くといっていいほど通さないことです。

 

クロスといっても布ではなく、実体は石油から作られているんですね!!

そのため壁の内側の見えない所にカビが生えやすく、健康的にはおすすめできません。

 

クロス自体がビニールであること、

貼る時に化学糊を大量に使うこともあり

シックハウス症候群をおこす危険性の一番高い壁材がビニールクロスです。

 

 

また、ビニールなので火災の時に危険な有害物質を発生します。

 

最近の火災での避難は、新建材やプラスチック製品の増加にともない、炎との戦いではなく煙との戦いになってきました。

焼死者を見てみると、その大半は火傷のため死亡したのではなく、煙を吸って意識不明になったところを炎に襲われた人が多いのです。

引用:横浜市消防局Webサイト

 

健康に配慮する場合、ビニールクロスの面積はなくすか、最小限にすることをお勧めします。

 

ビニールクロスの代わりになる壁紙は?

壁紙を使う場合、和紙や紙クロスなど湿気を通すものがお勧めです。

 

和紙クロス

和紙クロスは和紙ならではの繊細な色使い、

表面の艶消しのテクスチャーが魅力です。

こちらの洗面所は撥水性のある和紙クロスを貼っています。

 

玉紙(たまがみ)

和紙本来の持ち味をそのままに、撥水性、防汚性をプラスした水回りでも使える和紙クロスです。

 

塗装のできる紙クロス

紙に木片のチップをすき込んだクロスも調湿性があり、上から塗装することもできます。

例えば、ドイツ製の壁紙「オガファーザー」は厚みもありとても丈夫。
色に飽きたら塗り替えることもできます。

左官材

漆喰など左官屋さんがコテで塗るものが左官壁です。

 

漆喰

健康や家の耐久性を考えた場合に、一番おすすめしたいのは漆喰です。丈夫で調質性もあり、カビも生えにくく安全です。

漆喰をおすすめする理由

調湿効果があり、過剰な湿気を吸い取るので家の中の空気が快適になる

持ちが良い、カビが生えない、化学物質を吸着してくれる効果が高い

 

漆喰壁の調湿効果は大きく、後からエアコンや除湿器ではこの快適さは作れません。

 

初期のコストはクロスより高くなりますが、

効果を考えるとコスパの良い壁仕上げ材です。

 

珪藻土

家づくりで人気があるのは珪藻土です。

 

漆喰と同様に調湿性、化学物質を吸着する効果があります。

ざっくりとしたラフなテイストに仕上がります。

珪藻土で仕上げた寝室。空気がカラッっとして快適になります。

 

珪藻土なら頑張ればDIYで塗ることも可能。

自宅の2階部分はDIYで珪藻土を塗りました。

かなり頑張りましたよ~

 

塗装材

塗装のメリットは、左官よりコストが安く、安全性が高いことです。

 

塗り壁ほどの機能はありませんが塗料によっては調湿効果、化学物質を吸着する効果が期待できます。

トイレのリフォーム事例

 

梅雨時や夏場は結露によるカビが悩みだった、

北側にあるトイレの壁をリフォーム。

 

合板だった壁を吸湿性のある塗料と板張りに変更。

結露はなくなり清潔に使えるようになりました。

 

板材

板材には色々な種類がありますが、健康のことを考えるとビニール製、塩ビ製のものよりもシンプルな無垢板がおすすめです。

板を仕上げに使った子供部屋。壁にモノを飾れたりして便利です。

 

壁用の無垢板は価格も安く、安全な素材です。

予算を抑えたい時にもお勧めです。

 

トイレや脱衣所も壁が板張りなら汚れがすぐに拭き取れます。

 

全面ではなく、下の方だけ張る場合も。

 

縦張りだとちょっと和風な感じになりますね。

臭いを吸う効果もありますよ。

 

タイル

タイルというとキッチンくらいでしか使われなくなりましたが、

リビングや寝室にも張ることができる調質性のあるタイルがあります。

 

例えば、リクシルのエコカラットという製品は部屋の湿気や臭いを取るために開発されたタイルです。

 

部分的に張るだけでも効果があり、病院や保育園での実績があります。

 

こちらは比較的施工が容易なので、住みながらのリフォームにもおすすめです。

 

壁仕上げ材まとめ

壁仕上げ材の中から調湿性があり、身体に負担のかからないおススメの建材をお伝えしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です